「子どもが着て、より輝く生地を自分たちで作りたい」。そんな想いから、ファミリアチェックが誕生しました。
ファミリアのものづくりの想いがこもったハウスチェック
ファミリアのハウスチェック
ファミリアが創業した1950年前後、日本では海外製のタータンチェックが流行していました。
一方で、子どもたちが心地よく身につけられる、こだわりの国産素材はまだ少なく、素材の多くを海外からの輸入に頼っていました。
「子どもが着て、より輝く生地を自分たちで作りたい!」 「日本の子どもに似合うチェックを!」
そんな想いから、ファミリアは独自の素材開発に力を注ぎました。試行錯誤を重ねて生まれたのが、ファミリアを象徴する「ファミリアチェック」です。
受け継がれる、こだわりのものづくり
1950年代後半の誕生以来、ファミリアの定番として愛され続けている「ファミリアチェック」。
ファミリアチェックは先染織物・播州織の産地である兵庫県西脇市で作られており、糸染め、整経、製織、仕上げ加工まで職人の手によって丁寧に仕上げられています。
播州織は、200年以上の歴史を持つ西脇市の地場産業。糸を先に染めてから生地を織り上げる「先染め織物」で、糸の色を組み合わせながら柄を表現することで、鮮やかな色合いと豊かな風合いを生み出します。
製織には、現在主流となっているエアージェット織機ではなく、昔ながらのレピア織機やシャトル織機を使用しています。高速で効率よく織り上げるのではなく、糸の状態を見ながら丁寧に織り進めることで、糸本来の風合いを生かした、やわらかく温かみのある生地に仕上げています。
長年培われてきたファミリア独自の色合いや風合いを、細やかな技術で再現し続けています。
受け継がれてきた技術と、ものづくりへのこだわり。その一つひとつが、ファミリアチェックならではの美しい表情を生み出しています。
素材の変化
長く愛されてきたファミリアチェックも、時代やライフスタイルの変化に合わせて、常に新しい素材への挑戦を続けています。
近年では、様々なブランドや企業とのコラボレーションをきっかけに、新たな生地を採用することも。
これまで大切にしてきたファミリアらしさを守りながら、新しい表現や可能性を追求しています。
実際に日々の商品開発に携わるデザイナーに、新しい生地にファミリアチェックを取り入れる際のこだわりや、その工程についてインタビューしました。
素材との相性を見極める
新しい素材にファミリアチェックを取り入れるときは最初に何を決めますか?
まずは、チェック柄を美しく表現できる素材かどうかを確認します。
素材の特性によって、色の出方や柄の見え方が変わるため、格子の大きさなど、生地メーカーと調整を重ねて、仕上がりを見ながら選定します。
チェックの表情を整える
実際に商品にしていくにあたり、どのような工程があるのでしょうか?
生地の状態だけでなく、実際にアイテムとして仕上がったときの見え方も大切なポイントなので、白や黒など背景の色を変えたり、異なる素材と組み合わせたりしながら、様々な条件で確認します。
この条件に合わせて、アイテムの提案を行っていきます。
どの角度から見てもファミリアチェックらしさが感じられるように、色味や明るさを細やかに調整しています。
新しい素材の誕生
近年ではどのような素材が誕生していますか?
近年では、ナイロン素材やファスナーテープ、チュールに挑戦しました。特にファスナーテープは様々なアイテムで使用しています。
新しい素材の個性を活かしながら、受け継いできたファミリアチェックの美しさを表現しています。
関連アイテム
お洋服からシューズ、アクセサリーまで、様々なアイテムに取り入れられ、今ではファミリアを象徴する柄となっています。