1950年4月12日、家族のあたたかさを、ファミリアの名に込めて。ベビーショップ・ファミリアが誕生しました。
全国のお母さんに本当に愛されるベビー用品のパイオニアになりたいという想いとぴったりあった言葉です。
ベビーショップ・モトヤが独立店舗となってしばらくした頃。隣接する南隣りにあるレナウン・サービスステーションが撤収する話が浮上しました。
実はこの場所の持ち主は元田氏だったのです。
1950年4月12日、家族のあたたかさを、ファミリアの名に込めて。ベビーショップ・ファミリアが誕生しました。
全国のお母さんに本当に愛されるベビー用品のパイオニアになりたいという想いとぴったりあった言葉です。
「なにか子どもと母親にむく、家族的なという意味を持つ社名はどうだろう」と考えた惇子はたまたま出会った外国人にお国の言葉で「家族」をなんというか質問してみました。
「ファミリアというんですよ。」親しみやすくて新しいひびきがあるとすぐに惇子は感じましたが、店名には最初に「ベビーショップ」という英語をつけようと皆で決めていたので、帰って辞書で調べてみることにしました。すると「familiar」という英語もちゃんとあり、“より楽しい”や“家庭的”“親友”といった意味が記されていたのでびっくりしました。
「ベビーショップ・ファミリア」という提案に皆も大賛成し、新しい社名は「ファミリア」に決まりました。
英語を社名にするのは珍しかった時代なので、ファミリ屋さんやファーミリヤさんと呼ばれることもあり、その頃としては随分ユニークな社名でしたが、人々の心にいち早くその存在を印象づけることも事実でした。