はじめてのお靴

あかちゃんは、成長とともに自分の足で立って歩くようになります。
足の成長を妨げないためには、足のサイズに合った靴を履かせることが大切です。
ファミリアのお靴は、あかちゃんのおでかけをやさしくサポートします。

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ファーストシューズ

小さなくつに込めた思い。あかちゃんにやさしいことを一番に考えておつくりしています。つかまり立ちをするようになったら、ファーストシューズの準備をはじめましょう。

あかちゃんがはじめて出会う靴

ファーストシューズは「靴に慣れておく」ための、室内用トレーニングシューズです。足に心地よくフィットする靴に慣れておくことで、たっちやつたい歩きなど、次のステップへの移行もスムーズになります。
あかちゃんにとって初めて出会う靴ですから、足に負担のないような、吸湿性のいい、ソフトな素材のものを選びましょう。

あかちゃんの足はとてもやわらかく、そのほとんどが軟骨でできています。軟骨は次第に骨へと変わっていきますが、その過程でしっかり足を保護することが大切です。つかまり立ちをするようになったら、お靴の準備をしていきましょう。
履く期間は短いものの、とても重要な役割を持っているファーストシューズ。成長の記念にもなりますので、大切に残しておくのにふさわしい、上質なものを選びたいですね。

先輩ママの声

  • 歩き始めたら買うのかと思っていたのですが、つかまり立ちの段階で必要とお店の方に聞き、真っ白なファーストシューズを購入しました。柔らかく、履かせやすかったので嫌がることもありませんでした。短い期間でしたが、親子ともに靴に慣れる練習ができて良かったと思います。
  • 靴の大切さをあまりよくわかっていなかったのですが、あかちゃんの足の骨の成長に影響すると知ってびっくり。サイズの測り方も不安でしたが、お店でスタッフの方に測っていただけて安心でした。

パーツのこだわり


Aランクの高品質の元皮、特に柔らかい部位を使用しています。

甲部分
12ヶ月前後の赤ちゃんの足は断面が円のように丸いので、その足囲にあわせて甲部分を立体的な形状に縫製を仕上げています。クッション性をしっかりとするために4重構造にしています。O脚足の赤ちゃんが立つ時に体重がかかる外側部分に直列状の滑り止めポイントを配置しています。

かかと部分
かかと部分には内側にクッション性の良い、ウレタン素材のやわらかいパッドを入れています。あかちゃんの柔らかい足首をやさしく包み込みようにデザインしました。

裁断・縫製のこだわり

「裁断」のこだわり
パーツ1つ1つを抜き型を使って、手作業で裁断していきます。パーツは「元の暑さ、やや薄さ、極薄」の3段階で厚みを変え、縫製時にどの部分も均等に綺麗に美しく、成形・仕上がるように施します。この特別な「すき」は調整ネジなどは一切なく、職人の手の感覚のみで作業されています。

「縫製」のこだわり
工業ミシンのスピードをゆっくりめにし、丁寧に手で縫い上げています。これにより、木型(ラスト)に綺麗にそった縫製(理想とする形)できます。見た目ももちろんですが、ファーストシューズとしての機能(屈曲、柔軟性、耐久性など)も設計通りにすることができます。
運針数はファミリアの衣料品同様、「3cm内14針以上」を基本とし、靴の外観や耐久性の強化を高めます。

ベビーシューズ

つかまり立ちの時期を過ぎ、あんよが上手になってきたら室内でのファーストシューズは卒業です。次のステップ、ベビーシューズをご用意ください。
口が大きく開くため着脱しやすいデザインで、足になじみやすく、つたい歩きが上手になったあかちゃんの小さな足をやさしく包んでくれます。月齢の小さい頃は甲の高さに個人差も大きいので、靴を履いたときに調節ができるベルトがすっぽりと足を覆ってくれます。
また、ベビーシューズの靴底(ソール)は滑りにくいラバーソールを使用。汗っかきのあかちゃんのために、靴の内側も吸湿性のよい天然素材にするなど優しい工夫にしています。内側はやわらかで、底にはほどよいクッションをもたせており、長時間はかせても疲れにくくなっています。

先輩ママの声

  • あっという間にサイズが合わなくなりそうで、少し大きめを買っておきたいな…と内心思っていたのですが、足の成長のためにも歩きやすさのためにもぴったりサイズが大切とお店の方に言われ、納得して購入しました。じっとしていられない時期なので、素早く履かせやすいデザインがとても助かりました。
  • お祝いで色々な靴を頂いていたのですが、同じサイズでもメーカーによって微妙に違い、子どもの足に合う、合わないがあることを実感しました。試着することが大切ですね。履かせるたびにベルトで留めるのは面倒かなと思っていたのですが、結果的には足に合わせて調節できることがとても便利でした。

お靴の選び方

子どもの足の成長過程に合わせた靴


子どもの足は、2歳半頃まで半年に約1cmというスピードで成長します。すぐ小さくなるからと、大きめのサイズを履かせておくのも禁物。足のトラブルを引き起こしてしまいます。
合わないサイズの靴をはいていると運動を妨げてしまったり、「外反母趾」や「ハンマートゥ」等のトラブルを起こしてしまう恐れがあります。
2〜3ヶ月を目安に足のサイズをチェックしましょう。

小さすぎる靴
子どもの柔らかい足は変形し、歩き方まで変わってしまいます。
大きすぎる靴
靴の中で足が動いてしまい、正しい歩き方ができません。


生まれたばかりの状態から少しずつ手足を動かし、ハイハイを始め、やがて立ち上がって歩き始める子どもたち。お靴はそれぞれの成長過程に合わせて選んであげてください。

STEP1 たっちができる
ファースト(11.5~13.0cm)
あかちゃんの予測のつかない歩行の動きに対応し、つまずきにくくした靴

STEP2 よちよちあるきができる
ベビー(13.0~15.0cm)
足裏全体を使う「ぺたぺた歩き」の不安定な足首をしっかり守り歩行をサポートした靴

STEP3 基本の歩行動作ができる
キッズ(15.0~22.0cm)
土踏まずを作っていく時期に対応した、足指が使いやすく屈曲性のよい「はだし感覚」の靴

靴選びのポイント

  1. 甲の高さにあわせて調節できますか?
    ぶかぶかしていると、靴擦れの原因や、歩行の妨げになります。

  2. つま先に5mm〜1cmの余裕はありますか?
    指を自由に動かせる余裕が必要です。

  3. かかとがフィットしていますか?
    かかとが合わないと歩行が不安定になってしまいます。

  4. つま先が少しそり上がっていますか?
    そりがないとつまずきやすくなります。

  5. 足と靴の曲がる位置が合っていますか?
    靴底は適度に弾力性があり、曲がりやすいものがおすすめです。

足のサイズを測ってみましょう

子どもの足は日々成長してるので、定期的に測定して靴が足にあっているか確かめましょう。甲の高さや足幅などによって、ぴったり合うデザインも変わってきます。
出来ればお店で計測してもらい、フィッティングしてからの購入をお勧めします。
 

お手入れ方法

正しいお手入れ方法で、お子さまの足を守る靴を長持ちさせましょう。

1.中敷(インソール)を洗います。
□ 中敷を取ってから靴を洗いましょう。
□ 中敷についている指の跡をチェックし、つま先部に余裕がなくなっていれば替え時です。
□ 中敷は、水を流しながら柔らかいブラシなどで軽く擦って汚れを落とします。

2.砂をしっかり落とします。
□ 靴の中に砂が入った時には中敷を取り外し、たまった砂をよく取り除いてください。
□ つま先部は砂が固まりやすいのでご注意ください。

3.すすぎ残しがないように、しっかりと洗います。
□ 靴を水につけよく湿らせ、その後は水かぬるま湯を使って洗ってください。
□ マジックテープにゴミや砂がついていると接着力が落ちるので、取り除いてください。
□ 石けんを使って洗い、洗い終わったら石けんが残らないように、しっかりすすいでください。

4.乾かします。
□ 充分に水を切り、新聞紙などをつめて形を整え、風通しのよい日陰で乾燥させてください。
□ 直射日光にあてたり、ドライヤーなどの強制乾燥はおやめください。
□ 壁に立てかけて乾かすと靴が変形してしまう可能性もあります。靴はぶら下げて乾かすようにしてください。


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